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圃場

 最終更新日 2010年 4月30日
作成日 2008年 4月 1日

 圃場は2ヶ所に分かれています。いずれも、お借りしているもので、大事に使わせていただいています。

 また、2009年3月までの2年間は、もう1か所の畑もお借りしていました。

赤穂田:茶園

 赤穂田(「あこうだ」といいます。)は上夜久野駅の北側、水坂集落の奥、歩いたら10分ほど山に入ったところにあります。家からは4km程です。

 元々、茶園は上夜久野駅の南側の夜久野高原に多くあったのですが、夜久野高原の黒ぼく土よりももっといい土がないかと探し、交換した土地が赤穂田の山土のところだったとのことです。以前からの組合員の方々やその先代の方々で開墾したそうです。先人のご努力には頭が下がります。現在は、個人の経営が6つ、組合経営が1つで、1.5町歩(1.5ヘクタール)ほどの茶園があります。

 そのうちの2.5反(25アール)の茶園をお借りしたということです。1.8反(18アール)に棚を設け、玉露を採っています。また、2008年の番茶摘採が終了した時点から、組合管理の2.5反(25アール)もお借りしました。棚を修理し、碾茶にしています。

 合わせて5反、生活の中心にしていきたい、していかなければならない圃場です。

 山の中ですが、新しくお借りするところが少し斜面になっている以外は概ね平坦で、摘採や管理作業がしにくいということはありません。

 谷をはさんで田倉山(「宝山」ともいいます。)が望まれるしんとした茶園で一日を過ごすのは、諸々のことを考える時間も得られ、至福の時です。

2007年3月4日田倉山から見る赤穂田の茶園

 2007年3月4日田倉山から見る赤穂田の茶園です。

小倉:畑

 小倉集落の西のはずれ、夜久野高原の東側、国道9号線を北に入ったところに神社があり、その北隣の畑を、実践農場の畑として研修に利用させていただくことになりました。上夜久野駅から2km、家から5km程です。

 道をはさんで東に墓地、北側にぶどう園というところで、ちょっと周囲から閉ざされた静かなところです。

 6畝(6アール)と5畝弱の合わせて1.1反(11アール)の黒ぼく土の畑です。1枚を自然薯、他の1枚を黒大豆を中心に栽培しています。堀川牛蒡や海老芋等の根菜も試してみたいと思っています。

2009年10月18日小倉の畑

 2009年10月18日小倉の畑です。

山中:畑

 山中は、直見谷のお借りしている家のある門垣集落の一つ先の集落です。直見谷は、由良川の支流である牧川、そのまた支流の直見川が流れています。

 家から、上夜久野駅とは反対の奥の方、直見谷を東北に進むと、右手に田畑が広がります。2kmほどのところから見下ろすと、直見川沿いに3筆の合わせて直角三角形になる畑が見えてきます。

 3筆合わせて1.5反(15アール)です。一昨年川の堤防が崩れたところで、堤防は新しくなっていますが、半分は土砂が入ってしまったようです。遠くから見ると土の色が違って見えます。

 数年間休耕田だったところを、夜久野農業振興団が管理するようになりましたが、優先的に管理させてもらっているものです。

 昨年(2007年)は、自然薯と黒大豆を作りました。自然薯は、姿かたちは置いておき、味は格別なものが収穫できました。

 黒大豆も、未成熟の鞘を収穫した枝豆は、絶品でした。お隣の畑の方からも、ここはいいものができるとお聞きしていましたが、全くその通りの結果でした。

 残念だったのは、黒大豆の収穫間近のときに鹿に入られ、一夜にして鞘をきれいに食べられたことです。畑の周囲はネットで囲っていたのですが、初めてのことでもあり貧弱なものになっていたと思われます。今年は、再度挑戦し、美味しい枝豆と黒大豆をと思っています。

 夜久野でも、鹿の被害は年々多くなっているようです。山に餌がなくなったこと、山に入る人が少なくなり、鹿が山を下りてきやすくなっていることがあるのでしょう。

 ちなみに、お借りしている家の西側の庭は、けもの道になっているのでしょうか、鹿の糞がたくさん見受けられます。(2008年3月)

 2009年3月までの2年間お借りしていましたが、畑は夜久野高原の小倉のみにしました。

2008年9月23日黒大豆が育っている山中の畑

 2008年9月23日黒大豆が育っている山中の畑です。

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