ホームページを作ろうと思い立ってから、まず考えたのは、どのような内容(コンテンツと言うのでしょうか。)のものを、どのような構成で、ということです。
しかしながら、実際に作成しようとしたらどうしたらいいか途方にくれました。このようなものができるはず、ということは分かっても、自分で実際に作れるわけではありません。
では、どこかの誰かに頼むのか、あるいは素人でも作れるような作成用のソフトを利用するということになりますが、そのどちらの方法もとりませんでした。
本ホームページ作成の考え方を以下に整理します。
まず決めたことは、自前で作成するということです。
農業と言う、すべてが自身の裁量でやることのできる、そして自分がやらなければ何も進まないものを選択したのであり、ホームページの利用もその一環なのだから、自前でやらない手はありません。自分の労働力以外に費用はかけないということでもあります。
幸いなことに、参考となるサイトがたくさんありました。その中から次のふたつを基本にさせていただきました。
前者は、試しにドキュメントを作成するのに利用させていただきました。コピーして利用できるサンプルが豊富ですので、ホームページ作成のイメージを作ることができました。
後者は、閲覧していただくときのことを考えた標準的なドキュメント作成に利用させていただきました。網羅的でかつ分かりやすい構成でした。いずれもとても有り難く感謝いたします。
なお、費用のかからないフリーソフト等も合わせて利用させていたいただくことにしました。ありがとうございます。
次は、ホームページ作成の意図に合わせた、わかりやすい構成にするということです。
自前で、しかも初めて作成するわけですから、欲張らず、欲張らず、ということです。作成の意図をできる限り揃えることを目標にしました。
三番目は、文字に重点を置くということです。費用をかけずに運営しようとするわけですから、ホームページを置く場所も無料のものを選択しました。したがって、容量も制限されたものになります。
そこで、文字に重点を置くことにしました。このことは、たとえば写真をふんだんに使った臨場感あふれるものはできませんが、そのかわり、冗長な画面にもならないという利点もあります。
写真は最低限に抑え、たとえば夜久野の雰囲気を眼で味わっていただくときは、直接お越しいただくということです。夜久野振興にご協力をたまわり有難うございます。
文章で表現することは、頭の体操にもなりますので、一席が何丁にもなります。
そして、あらゆる方にご来場いただけるよう、様々なインタフェースを心がけた標準的なドキュメントにしたいと考えました。
インターネットの性格上、このことを考えるのは当り前ではありますが、初心者にはなかなか難しいものです。せめて、操作性の標準化だけは図ったつもりです。
最後に、更新および維持管理を定期的に行うことを義務付けたいと考えました。
はじめからこれで良しと言うものはありませんでしょうし、ホームページは新しい情報を発信していくことが大切です。まずは立ち上げて、順次整備、更新していければと言うことです。
そして、継続は力なり、長い期間にわたってひとつのことをやっていくということは、量が質に変わることだとも思います。